2016年1月11日月曜日

Comme des Garcons SHIRT BOY ウールパンツ


2015FWと同じものが2016SSでも出ました。

色はライトグレーでウール生地は軽い感じ。

どかんと太いけれども、テーパードもきいてて調子良いです。

上海コーヒーカルチャー&コンテンポラリーアート探索の旅 - その2

③ 上海環球金融中心(Shanghai World Financial Centerの展望台
 なぜか観光地に行くと高い建物に登って景色を見てみたくなるもの。なので、今回もご多分に漏れず、登ってきました展望台。展望台の高さは474m。スカイツリーの一番高い場所にある展望台が450mなので、それよりも高いみたいですね。

 チケットは180RMBで結構高い。また、展望台は狭くてさくっと見終わってしまうことを鑑みると、上海観光の際にはスルーしても良い場所であると思いました。


 地下鉄2号線の东昌路駅(Dongchang Road Station)から地上に出るとこんな感じ。



大きいビルが沢山。
左から、上海中心(Shanghai Tower/632m)
上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center/492m)
上海国金中心(Shanghai International Finance Centre/260m)
東方明珠電視塔(Oriental Pearl Tower/467.9m)



デカい...



森ビルだからなのか、六本木ヒルズのメトロハットに似たような場所があった。



展望台からの風景。
ちょっと近未来都市っぽい。



中国の集合住宅。
同じような感じの建物が並んでるのが面白い。 


ちょうど外から窓の掃除をしていた。
人がいる箱は上から吊られている。


④ M50(莫干山路(Moganshan Lu)50号)ギャラリー街へ。
 ここからタクシーに乗ってM50へ。

 M50とは、紡績工場の跡地を利用したギャラリー街です。
 この紡績工場は、1930年頃から建設され、国営企業である上海紡績(Shangtex)が運営をしていましたが、上海市の繊維産業の縮小化により1999年に閉鎖されました。

 また、その閉鎖された時と同時期に中国アートに関してもアイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei/艾未未)をはじめとしたアーティストが多く現れ、過熱ぶりを見せていました。
 それらのアーティスト達は、低賃料であることや、場所が持つ工業的な美しさに魅了され、M50にアトリエを移し始めました。

 ロレンツ・ヘルブリング(Lorenz Helbling)が開設した、香格纳画廊(ShanghART Gallery)は2002年にM50に移り、そのギャラリーが世界的な評価を得ていましたが、2004年に開発によりM50が取り壊される危機がありました。
 しかし、様々な活動により取り壊しの危機を回避をし、さらには芸術地区として政府の公認を受け、今に至ります。

* Art Warehoused on the Shores of Suzhou Creek: The Transformation of M50 (island6, http://www.island6.org/blog/?p=5250


 私はM50地区の建築や街の雰囲気を楽しみたいのと、入組んだ建築に入っている多数のギャラリー散策、また、ギャラリー&コーヒーショップのUndefineに行ってみたかった為、M50を訪れることにしました。

 

グラフィティアートが昌化路(Chang Hua Lu)から
莫干山路に入るとずっと続く。


グラフィティと古い住宅と開発された高層マンションが同じフレーム内に
収まる違和感。




歩道に洗濯物を干してある光景もM50付近でよく見られた。



 M50内。この建物には、M50を代表するギャラリーである
六島芸術中心(island 6)が入居している。


建物の間の狭いスペースにも沢山のギャラリーが入居している。



目当てのUndefineというギャラリー&コーヒーショップ。

 金融とメディアでそれぞれ働いていたJasonとNemoにより、2014年の終わり頃にUndefineプロジェクトが開始されました。

[Shanghai] UNDEF/NE (Sugared & Spicedhttp://www.sugarednspiced.com/shanghai-undefne/


 天井が高い。
中二階には椅子とテーブルが用意されていてとてもくつろげる。



おいしいラテ。30RMB。



MADE IN SHANGHAI


 Undefineでは、"MADE IN SHANGHAI"というマンスリープロジェクトを行っています。
 "MADE IN SHANGHAI"は、若い現代的なアーティスト、革新的なデザイナーをサポートすることを目的として、展示会やメディアや企業のサポートを受けてイベントを開催するプロジェクトです。

* MADE IN SHANGHAI(UndefineM50's Facebook Page, https://www.facebook.com/UndefineM50/photos/a.497292180409349.1073741829.496705980467969/519323811539519/?type=3&theater)


 私が訪れた日は、中国の画家・小説家であるGU XIANGの"9 LIVES WITH YOU"が開催されていました。
 この展示会では、彼女の友人である猫を描いた絵が展示されていました。


* MADE IN SHANGHAI EXHIBITION OPENING - GU XIANG - 9 LIVES WITH YOU
(UndefineM50's Facebook Page, https://www.facebook.com/events/1654028464867940)


GU XIANG' "9 LIVES WITH YOU"



別角度から。

 また、Undefineは様々なイベントを行っています。
 2015年4月には、"BREW&BLEND"というイベントが、KINFOLK, airbnb, REBERG, TOMSの協力の元にM50内で大規模に行われました。

 このイベントでは、アートやコーヒーのワークショップ、アート・デザイン・写真に関するトークショー、インスタレーション、DJ、バンド、フードなど、上海のアート、クラフトカルチャーが一堂に会したイベントでした。

* BREW & BLEND FESTIVAL(UndefineM50's Facebook Page, https://www.facebook.com/events/427150230794731/)


 Undefineがこうしたイベントを行っていること、また、ギャラリー内にコーヒーショップを設けてくつろげる空間を設定していることを鑑みると、Undefineプロジェクトはより多くの人がアートに触れられるようなアプローチを取っていることを理解することができます。
 これは、これまで上海アートについてはアートにリテラシーがある人々がその対象となっていましたが、より間口を広げ一般の人々を巻き込んでいる点ではとても画期的であると感じています。

 日本ではRocketVACANTがとっているアプローチと近いのでしょうか。

その3に続きます....

2016年1月4日月曜日

上海コーヒーカルチャー&コンテンポラリーアート探索の旅 - その1

1. はじめに

2015年末は海外行きたいなー、さくっと行けちゃう場所で面白い場所はないかな・・・
と調べてたところ、上海がいいんじゃないかな...と思い立ちました。

なぜ思いたったかというと、

Onra(フランスのトラックメーカー, DJ)がArkham(ナイトクラブ)で行われるカウントダウンパーティーでライブセットをやること

・instagramで#shanghaicoffeeで検索していると、上海のサードウェーブコーヒーカルチャーもなかなか盛り上がってるんじゃないかな...と感じたこと

・上海ではどの様な現代アートカルチャーがあるのか気になったこと

などの理由から、行っちゃおうか...行っちゃおう、とすぐに航空券&ホテルを押さえました。


2. 航空券・チケットを抑えるまで

エクスペディアbooking.comHIS辺りを見てました。

ナイトクラブから歩いて帰れる場所が良いなーと思っていたので、ホテルを地図上から探せるエクスペディアを参考にしながら、各3サイトで航空券・ホテルのセット料金を検索しました。

こんな感じで地図からホテルの場所がわかるのですが、実は私が止まったホテルの場所の表示が間違っていました。

Google mapの検索機能に基づいて場所を表示しているみたいで、それ自体が間違えている場合があります。
なので、場所を鵜呑みにせず、よく調べてみた方が良いと思います。



結局、調べたところ、一番安かったHISで取りました。

HISは旅行代金が割引になるクーポンコードがありますので、検索してクーポンコードを適用してから決済した方が良いですね。



3. 旅行当日

(1) 1日目
① maglevに乗車

 浦東国際空港到着後、上海中心部へ移動するためにmaglevに乗車しました。
 チケットカウンターでは、通常のmaglev乗車券のほか、maglev片道or往復+上海市内地下鉄1日乗車券のセットが購入可能です。
 
浦東国際空港駅。地下にmaglevが到着するまで、こうして上階で待っている。
暖房が効いてないのでちょっと寒い。

模型が置いてあった。


maglev到着。


時刻表と、それぞれの時間でmaglevが何kmで走行するのが記載されている。
私が到着したのは13時前頃だったので、300kmで走行していた。


最高速度到達。


浦東国際空港は上海中心部からから外れた場所にあるので、
空港付近の景色は少し寂しい感じ。


中心部に近づいてくるにつれて、近代的なビルと庶民が生活する集合住宅が同じ
フレーム内に収まる上海ぽい風景になってくる。


龙阳路駅(Longyang Road Station)に到着。
maglev出口から駅階段まで赤いカーペットが敷かれている。


② 地下鉄に乗り換えて、上海環球金融中心(Shanghai World Financial Center)へ。

 さて、龙阳路駅(Longyang road station)から地下鉄に乗り換えて、上海環球金融中心へと向かいます。
 上海環球金融中心の最寄駅は、地下鉄2号線の东昌路駅(Dongchang Road Station)ですので、その地下鉄2号線が走っている龙阳路駅からは一本で向かうことができます。
 テロへの厳戒態勢なのか、各駅改札入口において荷物は必ずX線検査装置に通すことになっています。


続きはその2へ.....